2006年01月08日

話速変換の難しさ

話速変換の難しさは、なんといっても高速処理が必要とされることです。

アルゴリズムそのものは、それほど難しいものではありません(私でもできたくらいですから)。

パソコンのアプリケーションソフトとしてはいくつも製作されていますが、ワイシャツの胸ポケットに入るような携帯機器で、4倍速まで再生できるものはほとんど見あたりません。

ボイスレコーダーには再生スピードを変えることのできる機種がありますが、筆者の調べた範囲では最高でも2倍速です。

4倍速で再生するためには、録音されたデーターを4倍で読み出し、さらに音程を一定に保つ演算処理が必要になります。

パソコンほどの演算スピードがあれば問題ないのですが、CPU能力ではるかに劣るうえ、電池寿命も考慮しなければならない携帯機器では結構つらいものがありました。

1年半の試行錯誤で何とか実用レベルになりそうなところまできましたが、かなり妥協も強いられています。

その一つとして、録音データの圧縮はあきらめざるを得ませんでした。

圧縮ではもっとも普及しているMP3でもかなり複雑な伸長処理をしています。

4倍速で再生するには、この伸長処理も4倍の速度で行わなければなりませんので、使用したCPUの限界を超えていました。

もう一つは、録音メディアにCFカードを使用せざるを得なっかたことです。

できればSDカードにしたかったのですが、SDカードはデータをシリアルで読み出さなければならないためCPUの負担が大きく、16ビットをパラレルで読み出すことのできるCFカードしか選択肢がありませんでした。

CFカードを装着した写真


VMうら2


zhongshan1 at 19:00 │Comments(0)TrackBack(0)

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